悪徳ブログ

創作系のつもり。

Pale Moon

I saw thee, while the moon is reaching star.

White shadow in the floor.

Ogres are here and there.

Glance the hollow world.

Cats, Dogs, Pigs, they are Dolls.

Where we go? Where we go?

 

Dancin' in the White House.

Dancin' in the White House.

 

Passionate Broadway, we live in the New York.

Fashionable Broadway, we like the brilliant fascist.

See you. See you. Midnight in the dream.

On your dream, our fashion is the best.

Loadin', Loadin'. Dynamite dipolomacy.

 

Dancin' in the White House.

Dancin' in the White House.

 

Dogs run.

Pigs shout.

Cats sleep.

 

Dancin' in the White House.

Dancin' in the White House.

発電所

爛爛爛爛爛爛爛爛。

鶴亀鶴亀、どっこい、どっこい。

ただれ、ただれた、花、葉書き。

王子様のお鼻は、付け鼻で。

残った、絞った、努力の閃き。

煌めく虹の結晶を。

眺め、眺めて、種まで齧る。

種まで齧る、付け鼻王子。

 

爛爛爛爛爛爛爛爛。

猪鹿、猪鹿、あと、なんでしょう。

ただれ、ただれた、花、占い。

お姫様の正体は、吸血鬼。

濁った、濁った、お城の主。

煌めく虹の結晶を。

蔑み、蔑み、骨まで砕く。

骨まで砕く、吸血鬼の姫。

藪柑子

垢、垢、汚れ。―どこに行っても救いがない。

垢、垢、穢れ。―だれに聞いても意味がない。

垢、垢、塗れ。―なにに笑っても理由がない。

 

藪の中に天国があった。―聞いて、聞いて。

腐った蜜柑に奇跡があった。―食べて、食べて。

子供の夢に色彩があった。―見てよ、見てよ。

頭の中まで、頭の中まで、砂糖みたい。

ここは天国、夢の国。

王子様ったら野暮ったれ。

どうして途中で起こしにくるの?

 

私の正義に迷いはない。

迷うべきではないのだと、そう設定されたから。

天から舞い降りた、光のように。

そう決められたから。

そう言ってもらえたから。

合成された暴力ゆえに、暴力的な児戯ゆえに。

それは誰にも止められない。

 

人魚姫のようだと、そう言ってもらえた。

磯の匂いの所為かもしれない。

幻滅の光が、物語を鮮やかにする。

悲哀の涙こそが、夢の色彩なのだ。

残虐で、卑屈で、頼りにするのは魔法の杖のみ。

依存、依存、それは虚妄。

惨劇なり。

 

貝殻を耳にあてて、なにを聴くのだろうか。

廃墟に目を凝らして、なにを描くのだろうか。

失くした美を復活させたいのだろうか。

あらくれ

これなら勝てる。

これなら勝てる。

楽勝だって、レベルは、断然こっちが上。

妨害工作も沢山、沢山、浮かぶ。

狙うはトップ、ただ、それのみ。

他にも競争相手がいるの?

それでも勝つのは、この私。

 

キョロキョロ、キョロキョロ、キョロキョロ、キョロ。

アナタはどっち? 私は、こっち。

だからアナタも、私の方へ。

私が先なの、だから、アナタは、私の下、下、下。

何をやっても私が一番。

 

羽根は要らない、オイルも要らない。

書店は要らない、メイクも要らない。

電気は要らない、タイヤも要らない。

 

右がいいのよ、左がいいのよ。

中がいいのよ、外がいいのよ。

上、上、下、下、上、下、同時。

前前、後、前前、後、後、後。

どこもかしこも穴だらけ。

どこもかしこも蠕動運動。

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄。

余計な動きは一切無い。

切って、切って、切って、切って、切って、切って、切って。

 

貼って、貼って、貼って、貼って、貼って、貼って、貼って。

全てが綺麗。

全てが綺麗。

宇宙で一番可愛い、可愛い。

もっと、もっと、美しく。

美しいって罪。

だから、だから、私が法。

罪は法で、法は罪。

 

でもね、でもね、これで、みんなが、みてくれない。

でもね、みんなに、みられちゃ、だめなの。

わたしの、よごれ、どこもないでしょ?

ねえねえ、わたし、わたし、きれい?

きれい? きれい? どこが、きれい?

ぜんぶ? ぜんぶ? おなかのなか、まで、わたし、きれい?

 

汚い私は、やってこない。

汚い私は、やってこない。

これなら勝てる、勝てる、勝てる。

無限の愛を逆手に取る。

無限の愛を逆手に取る。

血の祭壇さえ、来なければ。

 

生贄を求める神さえ、来なければ。

夜の王さえ、来なければ。

ネオンサインが月夜の女神。

夜のシグナル。

ただ、それだけ。

出会いを求める、小粋なジョーク。

やだ、なに、それ、本気?

笑い合って、さようなら。

言葉なんて不要なはず。

だから、だれも聞き取ってないはず。

 

あれ? あれ? あれ?

おかしい、おかしい、ここは、どこ?

仮装人物

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

さあさあ、ここまで、おいでなさい。

さあさあ、ここまで、来れるかな。

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

誰もいない、誰も気づかない。

 

月まで剣が届かないなら。

誰も、かぐや姫を追っていけないのだろうか。

王子の剣は、月のお城に届くのだろうか。

散、散、散、散、散、散、散、散。

集、集、集、集、集、集、集、集。

逆、逆、逆、逆、逆、逆、逆、逆。

 

上は下で、下は上。

どこかで蟲が鳴いている。

男は女で、女は男。

蟲毒の壷を這い回る。

バベルの塔が美麗に見える。

月まで届く、塔であれば、きっと、きっと。

水晶に宿る乙女は無言なり。

話、話、話、話。

話、話、話、話。

 

濁、濁、濁、濁。

濁、濁、濁、濁。

固めて揃えて並べて刻んで。

愚かな乙女の記憶は一日。

刻の神は残忍なり。

子は老で、老は子。

無慈悲は帽子の専売特許。

右は左で、左は右。

 

ウサギの毛皮は、誰の物?

可愛いあの子は、黒か白。

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

食べても、食べても、飽き足らない。

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん。

縮図

マルクス曰く、この世は階級による闘争劇なのだと。

貧者、富者、持たざる者が、持てる者へと挑むのだ。

しかし、考えてもみよう。

何を根拠に、持たざると言うのか、持てると言うのか。

根拠は、何だろう?

 

ありとあらゆる存在を侮蔑する者が、実は、最底辺の存在であったり。

つまりは、社会の縮図というものの方角を、正しく考えるべきか、否か。

あるいは、そもそも、世界とは何か。

夢の世界においての、最上位、最底辺、あるにはあるだろう。

経済世界においての、中間層、下流層。

趣味世界においての、上位層、下位層。

もしくは、男の世界なのか、女の世界なのか。

 

ある日、世界が変わった、世界が終わった。

その転換点を認識するか否かで、「理論的には」と修正が必要となる。

修正主義というのも常識なのだ。

根本主義原理主義教条主義は、面倒臭がられる。

しかし、それが、一周回っての「釣り」なのだというのは、どこの世界か。

 

可愛い子だから、浪費するだろう。

可愛い子だから、友達を増やそうとするだろう。

可愛い子だから、喧嘩とは縁遠いようで、巻き込まれがちかもしれない。

可愛い子だから、スケベに人気になるはずだ。

可愛い子だから、裏表の管理、察知が得意かもしれない。

可愛い子だから、よくわからなくて当然なのだ。黙って観察させろ。

 

「どの角度から観察するべきか」などという拘りは、ある種の悪魔的見解。

知るべきでないことを知って偉そうにするのは、悪魔の特権。

昨今の腐敗した資本主義気質からすれば、算数こそ悪魔の道具なのでは?

財宝の為なら、人命など二の次なのだろうか。

矜持の為なら、治療など二の次なのだろうか。

あるいは、貝殻こそが未だに財宝であったり、石版が通貨だったり、青銅器が通用していたり、仮想通貨だけが必要な場所だったり、銀貨が本位の政府があったり。

大事なのは、家族なのか、宗教なのか、騎士道なのか、エリートなのか、証人なのか、あるいは、学者の金言なのか。

摩天楼

黴黴黴黴黴黴黴黴。

その摩天楼はカビで満ちていた。

旧リゾートホテル。屋外プールにも、屋内プールにもカビが広がる。

コウノトリコウノトリ、と狂人が踊り回る。

「赤ちゃん、赤ちゃん、赤ちゃん」と狂人が踊る。

 

ダイヤモンドの光が御守りになる。

人間の叡智を見くびるなと、加工された宝石の光学が、理性を助ける。

無明なり、無明なり、無明なり。

千の遊女を食い物にする女衒が、今宵も黴の歌を歌う。

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

 

ここに神曲を明らかにしよう。

ベアトリーチェは鼻曲がりの吸血鬼なり。

ウェルギリウス守銭奴ゆえに偽善を働く。

つまり、「世界一の出版物である聖書の著作権」を目当てにする無神論者。

コキュートス、ジュデッカ。

そこに響き渡る「声」は、一体、誰のものだろうか。

 

ガリア戦記八百長戦争。

真実はブルータスの中に。

蛾の群れのようなローマ軍とは、さて、誰の言葉だろうか。

 

神罰はピラミッドに記されるのみ。

アヌビスの歌は聴く莫れ。

太陽と巨人は、免罪符にならず。

 

世迷言の錬金術は、損害を受けてからが真実となる。

損をしていない錬金術師ほど、嘘吐きな連中はいないのである。

騎士道は、常に錬金術に迷ってきた。不潔ゆえに、判断力が鈍っていたのだ。

忠実なる下僕を求めて、どうして、遊郭に行くのだろうかと。

人食いどもへの警戒心は、つまり、貴族主義への疑問となる。

捨てられぬプライドとは、言葉であるべきなのか、態度であるべきなのか。

 

黴の生えた説教など、最早、通用しさえしない。

阿鼻叫喚の地獄絵図など、娯楽にもならない。

ただ、必要なのは、友愛であった。